そうだ!俺はカメラマンなんだ!!たまには真面目に写真の話題でも。
フォトグラファーnoBuです。
某テレビ番組で写真家の荒木経惟(通称アラーキー)がライカやペンタックス67(通称バケペン)を使って日本人の家族や顔を写しているのを見た。
デジタルが全盛の今だからこそ、きっとアラーキーは喜んでフィルムを使ってるんだろうな。
人と同じことがキライなアラーキーにとって、今だからこそフィルムなんだろうな。
アラーキーはもちろんデジタルもバンバン使っている。
雑誌Switchの企画でミュージシャンのビョークをアラーキーが撮ったときもデジタルをガンガン使っていた。
アラーキーはデジタルでする仕事と、アナログで表現する作品を巧妙に使い分けている。
もちろんアラーキークラスになると仕事も立派な表現なのだが、アラーキーはどこかで一線を引いている。
この番組を見て僕自身も久々にフィルムカメラを使ってみたくなった。
でも、僕はきっと使わないだろう。
もうフィルムには戻れない。
僕はそう思う。
そりゃたまに気分転換として使うことはあるだろう。
でも、今さらフィルムで何かを表現しようとは思わない。
フィルムにできてデジタルにできないことなど今さら無いと信じている。
もちろんエイトバイテンの大型ビューカメラでモノクロフィルムで撮影してプラチナプリントをするようなごくごく稀な場合は僕自身試したことが無いので断言できないが、デジタルであっても撮影時の段階露光とレイヤーを駆使してラチチュードレンジを拡大したり、インクジェットプリンタのインクや紙質のマッチングや保存性はスプレー処理やラミネート処理などを駆使すれば、エイトバイテンのプラチナプリントに肉薄するクオリティは手に入ると思う。
もしかしたらそれを超えることも、、、。
昔のように表現の最終形態がプリントなり写真集なりの紙媒体に限られた話ならフィルムでも良いと思う。
しかし、今やウェブサイトやスライドショーやムービーや紙以外へのプリントやプロジェクターに液晶モニタにデジタルフォトフレームなどなど、表現媒体の最終形態が多岐にわたっている現代において、やはりデジタル写真の後々のハンドリングの自由度の高さとコストパフォーマンスの高さはフィルムには無い最大の魅力だと思う。
だから、写真からもっともっと多くの表現をしたい僕は、デジタルを使う。
僕にとってデジタルは最大の武器だと思う。
もっとも、そのフォトショップを中心とした映像処理のノウハウは高校生の頃に酢酸と現像液の臭いとカビ臭いほどの湿気と戦いながら習得したもの黒暗室現像処理という確固たる基礎があるからこそだというのは言うまでもない。
でもたまに、ライカとかローライとか、触りたくなるし、初めての一眼レフのボロボロのニコンF2は捨てきれないでいるんだよなぁ。
まるで古いアルバムを見るような感覚だけどね。
テーマ : フィルムカメラ - ジャンル : 写真