車好きを自負しながら、イタリア車はなかなか手を出せずにいた。
フォトグラファーnoBuです。




フッフッフ。
今日から俺はイタ車乗りさ。
え?漫画の少女のイラストでラッピングされてる車だって?
あのねー、それは痛車!俺が言いたいのはイタリアの自動車!

助手席の窓が開かない閉まらない?いや、厳密には勝手に5cmくらい開いて外気の熱気が勝手に入って来ようと。
走行中にリアサンルーフのウェザーストリップがぽろりと本当にストリップしちまおうと。
ワインディングで情熱的にシフトダウンをしたら勢いあまってシフトノブがすっぽ抜けようと。
こいつはフィアット ムルティプラ。
正真正銘立派なイタ車だ。

イタ車乗りになって最初の食事はもちろんイタリアンに決まってるだろ?
だから俺のお気に入りのコルソマルケにやって来たんだ。
冷たいビターロッソと芳醇な香りのポルチーニがたまらないぜ。おっと、FIATのチョコレートも忘れずに買わなきゃな。

もう一度言おう。
今日から俺はイタ車乗りさ。





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2017.07.25 
車が好きで、車を撮りたくて、写真を始めた。
フォトグラファーnoBuです。




いよいよ、2年10ヶ月を共に駆け抜けたオデッセイと、明日でお別れ。
12年16万キロを走ったオデッセイに、もちろん明日は無い。
そう思うと車好きな僕としては何ともいたたまれ無い気持ちになる。
しかし、それが運命だ。
命あるもの、いつかは滅びるのだ。
人間しかり、モノもしかり。
別れを決める。つまり自ら愛車に引導を渡した今、車好きな僕に出来ることは、思い出に涙しながら感謝し、成仏を祈るしかない。
お彼岸の墓参りの帰りに壊れたメルセデスの後を、十分以上に働き、僕の日本車嫌いも直してくれた。
目立たぬ事が一番の魅力であり、一番不満でもあった。
しかし、間違えなくイイ車だった。
僕だけでなく、家族の役にもたった。
オデッセイ、今までありがとう。
明日は、納車以来2回目の手洗いをしてさよならしよう。







2017.07.24 
最近の趣味は俳句と短歌。若い頃はあんなに意気がって啖呵をきっていたのに。年を重ねることは悪いことばかりでは無い。むしろ良いことの方が多いのかもしれない。
フォトグラファーnoBuです。




12月に福岡で従兄弟の結婚式がある。

小学生の頃から僕が好きな歌にさだまさしさんの「飛梅」がある。
小学生にしては渋い選択なのはさて置き、歌詞がとても美しい言葉で溢れ綴られている。

飛梅とは、太宰府に左遷された藤原道真を追って、梅の木が都から太宰府に一夜で飛んで来た伝説のことだ。

小さな頃からいつも一緒に遊んできた従兄弟。夏休みにはラジオ体操のカードを、僕が手作りして一緒に行った。

従兄弟の中で一番仲の良い、僕にとって弟のようであり、商社マンの彼は兄のようでもある。

そんな大切な従兄弟の結婚式だ。
僕はカメラを持ってアヴァンタイムに乗って、飛梅になろう。

そして、太宰府天満宮にお参りしよう。
大切な従兄弟と、新しく増える家族の幸せを願って。

結婚おめでとう。





2017.05.17 
SONYからミラーレスカメラのフラッグシップ機「α9」が発表された。従来の一眼レフカメラやハンディカムを駆逐しそうな程高性能なこのカメラより以前に、SONYはNEXシリーズというAPS-CサイズのCMOSを搭載したミラーレスカメラを生産していた。僕はこのNEX 5のカメラ離れした、いかにもSONYらしいデザインが大好きで今でも愛用している。
フォトグラファーnoBuです。




最近買ってしまった昔のフィルムのOLYMPUS PEN F用のレンズ。

「G.Zuiko Auto-W 1:3.5 f=20mm」

OLYMPUS PENシリーズは世界で唯一の135フィルムを使うハーフサイズ一眼レフカメラ。
初代のPEN Fはボディに刻まれたFの赤い花文字が優美だし、セルフタイマーを内蔵したFVや、さらに露出計まで内蔵したFTは数年前程では無いにしても今でも人気がある。

PEN Fシリーズは広角20mmから超望遠やマクロにパンケーキまで何本かあるのがが、これの純正リアキャップがなかなか手に入ら無い。
ぼくも幾つかは持っているけれど、持っているレンズの数ほどは無い。

社外品が何種類か出回っているけどこれが高い!
で、何かで代用できないか調べると、なんとMeijiの宅配牛乳の瓶の蓋がピッタリと判明!
そう言えば我が家もMeijiの宅配ヨーグルトはお願いしている。

そこで、Meijiの配達センターにお邪魔して廃棄するキャップをいくつかいただいてきた。
サイズもピッタリな上に内側の小さな爪がレンズのバヨネットにパチッと嵌って落ちないし、はずしやすいようにツマミまで有ってこの使いやすさは純正かと思うくらい!

まさに「御誂え向き」

これで何本レンズが増えても安心!





2017.04.28 
記憶はいつか美化される。しかし、美化された記憶以上に美しくもはかない現実の記録もある。
恋のパーマネントトラベラー、フォトグラファーnoBuです。




「その、愛の記録」


15年前に愛した女性が居た。

あるとき、その女性から「カメラを買いたいのだけれど」と相談を受けた。
15年前はまだデジタルカメラがあまり実用的では無かったし、あまりに高価だった。
そんな彼女に勧めたのが、KYOCERA T zoomだった。
Carl Zeiss大好きな僕らしい選択。

15年のときを経て今、今日からそのカメラが僕の手元に在る。

とても綺麗に大切に扱われてきたことがわかる傷一つ無いカメラ。
裏蓋にほんのりとファンデーションの跡があるのが、たまらなく愛おしい。

久々に会った彼女の、もともと細い肩がさらに細くなって、なんともいたたまれ無い気持ちになった。

自室に持ち帰って電池を入れる。
軽やかなモータの音とともにカメラが動き出す。
あの頃の僕たちは、このカメラのモータの音のように、軽やかに、でも確実に、ともに歩み時を刻んでいた。
掛け替えのない幸せなときを。

暦の上だけでは無い、手触りのある春が、もう直ぐそこまで来ている。
このカメラにフィルムを詰めて、その春を鮮やかに撮ろう。









2017.03.16